なんとなく流されるんじゃなくて
流されちゃえって流されたいの。
(写真集「星花火」より)
星花火―夏目雅子写真集
新潮社 刊
発売日 1991-09
価格:¥1,470(税込) さらに詳しい情報はコチラ≫
夏目雅子さんはある年代以上の方にとっては
知らない人はいない国民的な女優だった人だと思います。
私もそうですが、今でもファンが多いと思います。
まさに美人薄命という言葉のとおり27歳の若さで逝った人なのですが、
その存在感と透き通るような美しさは忘れられません。
同い年の秋野暢子が、ソープ嬢を主人公にした映画「片翼だけの天使」に主演した時、「この役は夏目雅子にしかできない」といっていたのをなぜかよく覚えています。
天使の部分と猥雑な部分と鬼の部分と併せ持つ稀有な人だったと思います。
(この映画は、確か本来夏目雅子主演のはずが急逝により秋野暢子が急遽主演になったと思うのだが・・・、ごめんなさい。記憶があやふやです。)
その後、カラーコピー機のコマーシャルで脚光をあびます。
カラーコピーで夏目雅子さんの写真が順々に出てくるのですが、
それを見た若い視聴者から、あのきれいな人は誰?と問い合わせが殺到したそうです。
その反響の大きさから夏目雅子さんと親しかった写真家からあらたに彼女の写真集が出ました。
たしかそういう経緯だったと思います。
個人的には写真集「星花火」が好きです。
上にも取り上げたインタビューでの発言や彼女の俳句などがところどころにはさまれていて、おそらく彼女、夏目雅子はこんな人だったんだろうなぁ〜〜がよくわかるいい写真集に仕上がっていると思います。
このブログでは、もう少し引用していきたいと思っています。